何のことかというと
産経からこんな記事
https://www.sankei.com/article/20250321-WI7WXR4B7ZPCJJ3COAVQGEAWKE/維新・前原共同代表、不信任案「賛成あり得る」 選択的夫婦別姓「今国会で急ぐ必要ない」
https://www.sankei.com/article/20250321-RACCAESFXBKHROSWSI5RNLJRJI/維新・前原氏インタビュー詳報 高校授業料無償化「親の所得による教育機会格差リセット」
落とし穴というか、重大な見逃しがね
一部引用
>「首相とはもう25年以上の付き合いだが、最もカネの臭いがしない人、最も金権政治とは程遠い人だと思っていた。その首相ですらこういうことをせざるを得ない自民の金権体質は、かなり根深い。商品券で何とか人心をひきつけようとするのは買収行為だ」
カネのにおいがしないというより、実家が太すぎてあくせくしなくてすんでいただけの人ではないか。
一部引用
>「高校だけではなく、教育は基本的に所得制限なく無償化すべきだ。親の所得に関係なく、すべての子供が等しく学べる環境をつくりたいからだ。全員が大学に行くべきだと思っているわけではないが、大学に行った子供とそうでない子供は生涯賃金に大きな差がついてしまう。親の所得格差が子供の教育機会の格差、賃金格差につながる社会をリセットしたい」
モラルが高くというか、篤志家がいた時代の感覚で言っていませんかね。
見かけの無償化だと、せこく狡賢く立ち回る人がそれなり以上に持って行くだけで本当に必要な人には届かなくなるだけです。
余計なひずみをさらに拡大させるだけでしょう。
一部引用
>「少子化の影響で、無償化しなくても定員割れの高校が出てくる。学校の統廃合は不可避だ。むしろ子供の立場に立ち、選ばれる学校づくりへの努力が大事だ」
少子化という大項目で逃げていますけど、バブルの後始末というあたりを直視しないというのは、それこそ無責任ではないですかね。
順当に行けば、プチレベルのでも第三次ベビーブームが来ていてもおかしくはなかったわけですしね。
一部引用
>子供は親を選べない。だからこそ、子供の夢だけはかなえられる社会を作る。それはとても大事ではないか
一番マシな展開でも、2050年あたりまではかなり厳しい状況ではないですかね。
就職氷河期の後始末がまっていますから。
教育無償化よりも先にやらなければいけない事ではないですかね。
それこそ、まだマシな落としどころに落とす道筋を付けないと、これから社会人になる若者の負担として重しとして大きくのしかかるだけですよ。