何のことかというと
産経からこんな記事
https://www.sankei.com/article/20221129-TZ7GS4QLPJOWTOLSC7ORFX4BFE/
電力託送料金巡り経産相に意見 河野太郎氏
何でもかんでも、自由化すればいいというわけではないと思うのですけどね。
自由化には不向きというのもあるのではないでしょうか。
一部の人の言う、自由化でバラ色の未来というのは幻想でしかありません。
都合のいい人の言う(適切な)競争環境というのは、ド最低レベルの規制か相当に高い超ハイレベルのモラルを持つ環境下だけでしか成立しないと思います。
規制緩和には不向きな業種とか産業というのはあるわけでそのあたり無視してはいけないと思います。
この場合は小さな政府というあたりが隠れているのでしょうけどね。
一部引用
>消費者委はこうしたコスト増に加え、事業者の地域独占性などを指摘し、
内閣府消費者委員会というのは誰なのでしょう。
電力料金が安い方がいいというのは間違っていないように見えますけど、メンテにかかるコストは必要だと思います。
このあたりサービスはタダ(無料)という悪習も絡んでいるというのもあるでしょう
この手の無料という裏側には誰かの利益が無くなるという事になるわけで、大体立場の弱いあたりにしわ寄せが行きます。
人材不足とは言いますけど、一部の産業(業種)に関しては、都合のいい買い叩きの結果ではないですかね。
地域独占性とか言う事ですけど、乱立して無駄に消耗戦の方がもっと悲惨な事になるのではないでしょうか。
電気に関していえば、安定供給されていない事には使い物にならないのわけです。
地味に安定供給の水準は地味にハイレベルのものを求められるものなのですけど、このあたりの認識がトチ狂っていませんかね。
コンセントにプラグを入れれば普通に使えるというのは、普通に高い水準ですよ。
電圧がある一定以上で安定供給なんて、それなりに高水準要求なんですけどね。
この手のインフラ関係とか普通のサービスの水準がそれなり以上というのは、誰かがやっているからで、適切な報酬とか必要だと思いますけど、どうでしょうか。
いろいろな所で、正常化が目に見えだすとすれば、どんなに早くても5年以上は先の事でしょう。
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